ネットの普及が広がり様々な通信販売が日常的に行われるようになりました。
インターネットを通じて、近隣では手に入れる事が出来ない食品・衣類・雑貨等を購入するように、生体も通信販売で購入することができます。
犬の購入がインターネットで可能になると共に様々な問題点が浮上し、動物愛護管理法が交付されました。
■犬の通販のメリット
通信販売業者が自宅まで犬をつれてきてくれる
■犬の通販のデメリット
お願いした犬が対面したら気に入らなかった、お願いした犬と違った犬が連れてこられた。
そして、このような 事がおこっても断りにくいと言う事が言えます。
自宅にいながらネットを利用し、多くの犬の中から選べると言う点においては、犬を販売しているところまで足を運ぶと言う労力を省いてくれるために便利だと言えるでしょう。
しかし、犬の生まれ育った環境・どのような所で販売されているのか?元気なのか?大人しいのか?良 く鳴くのか?実際目に見て見ないと分からない情報が多く、それらは犬を選ぶ際に非常に大切な情報な のです。
手元に届く犬がどんな犬であるかは、運次第になります。
■動物愛護管理法
平成24年9月に動物愛護管理法が交付され、宅配等による生体の販売が禁止され現物確認、対面義務等が発令され、通販業者が配達すると言うものになりました。
しかし、これはあくまで建前で、一般的には下記の2つの方法がとられています。
業務契約をしているペットショップからの発送においては、ペットの輸送が可能となっています。
私が宅配業関係の仕事についていた際に、ペットの話も色々あったのですが、条件のみを書きあげてい きます。
<宅配業によるペット輸送>
輸送中の餌、水、掃除等の管理はされていません。
また、死亡・病気等の責任も宅配業者では負わないと言う契約になっています。
<空港止めによる生体輸送>
一般的にこちらの方法を取っての販売が多いと思います。
子犬の健康状態を考慮したうえで、購入される方が空港に引き取る事ができる時間を考慮して、発送を行い、最寄りの空港にて子犬を受け取ってもらうと言う方法です。
■ペット通販によるトラブル
- 代金を払っても届かない
- 届いた時には死亡していた
- 届いたときにはすでに病気になっていた。
様々な危険性が考えられる通信販売です。
どうしても通信販売を利用されると言うときは、販売者さんを実際に利用された人から噂を聞き、販売者さんと良くお話をした上で最善の方法をお選び下さい。