狂犬病について知っておいて欲しいこと

   2015/03/13

犬畜登録を行うと案内が来る狂犬病予防注射。

犬から感染る病気として耳にしますが、実際にどんな病気なのかと言う事は意外と知られていないようです。

我が家の敷地に無断に入って来た人に犬が噛みついた事がありました。

その時、狂犬病の恐怖に来客はパニックを起こしたと言う事がありました。

人を混乱させる狂犬病とは、どのような病気なのでしょう?

 

■狂犬病とは?

・体内に狂犬病ウイルスが侵入する事で一定のけいれんなどの重い症状を起こす致死性の疾患です。

人獣共通感染症であり、ヒトを含めたすべての哺乳類が感染します。

・狂犬病を駆逐した清浄国:日本、イギリス、オーストラリア、ニュージーランド、ハワイ、北欧の一部

・一方アメリカにおいては、キツネ、アライグマ、スカンク、コウモリの間で流行する 4 種の流行株が確認されており、そのすべてが犬猫にも感染することから、いまだに油断できない状態です。

・治療法はなく、発症後3~5日で死亡します。

 

■狂犬病の原因は?

・狂犬病に感染した動物に人が咬まれて狂犬病ウイルスが侵入すると、ウイルスは神経を伝わり脳まで達し、致命的な脳炎を起こします。

・咬まれること以外にも、傷等をなめられること、ウイルスの吸引することなどでも感染します。

・脳炎で死亡した人から摘出した角膜の移植を受けて感染した例も報告されています。

・狂犬病ウイルスに感染してヒトへ伝搬する動物は野良イヌが多く、ほかにネコ、サル、オオカミ、アラ イグマ、ジャッカル、キツネ、ネズミ、リス、コウモリなどがあげられます。

・流行地域は日本・オセアニア・英国を除く国々です。

 

■狂犬病の症状

・潜伏期は通常 20~90 日ですが、1年以上たったのちに発症する例もあります。

・前駆期 ⇒ 不安・異常行動・食欲不振
・狂騒期 ⇒ むやみに歩き回る・地面を無意味に掘る・遠吠えをする・攻撃的になる・水を怖れる ・麻痺期 大量のヨダレを流す・足腰が立たなくなる・衰弱して死に至る

 

■検査と診断

現在のところ、発症前に狂犬病に感染したことを診断することはできません。

また、発症後は治療法がありません。

そのため、狂犬病の流行地域に生息する野生動物に咬まれた時や創をなめられた時は、狂犬病の感染の疑いありとして予防接種を施行します。

狂犬病にかかっている犬は、狂暴で興奮して甲高い鳴き声を上げます。

発症後3~15 日で死亡します。

脳組織を採取して神経の細胞質中にウイルスの封入体を証明することにより診断が確定します。

 

■狂犬病の疑いのある動物に咬まれた時

1)消毒を行う
2)予防接種 享年病ワクチンと抗狂犬病特異的ヒト免疫グロブリンを摂取します。

現在、日本では絶滅したとされていますが、混乱した人を安心させ、飼い主としての責任を負っている事を相手に示す必要があります。

我が家の犬に噛みつかれた人はどうなったか?と言うと、赤いひっかき跡がお尻にうっすら残っていましたが、狂犬病の症状が出るようなことは一切ありませんでした。

 

日本では今のところ狂犬病の心配はありませんが、犬以外の野生動物と接触することが無いとは言えません。

狂犬病は恐ろしい病気です。

犬を飼う者の責任として、狂犬病の予防接種は必ず受けさせるようにしましょう。

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